バスケ日本代表・渡辺雄太　W杯壮行会で改めて強い決意表明「このチームでパリに行けなければ…」

国際強化試合   日本68ー103スロベニア （ 2023年8月19日    有明アリーナ ）

＜バスケットボール　FIBAワールドカップ2023＞あいさつする渡邊雄太（中央）＝撮影・郡司　修
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　バスケットボール日本代表（FIBAランキング36位）は国際強化試合でスロベニア（同7位）と対戦。スロベニア代表でNBAオールスターに4度選出のスーパースター、ルカ・ドンチッチ（24＝マーベリクス）の大活躍などで日本はW杯前最後の国際強化試合は68ー103と完敗に終わった。

　試合後のW杯壮行会には右足首負傷で最後の国際強化試合だった2試合を欠場した大黒柱の渡辺雄太（28＝サンズ）も出席。「本番までには治して、万全な状態を整えようと思います」と力強い言葉で本番の活躍を誓った。

　そして「個人的な話になるんですけど…」というひと言から「16歳の時から13年間、代表でプレーしてきました。しかしチームでずっと結果を残せていなかったので、このチームでパリに行けなければ代表活動を最後にしようと思っています。それぐらいの覚悟でこの大会に臨んでいます」と改めてW杯への強い決意表明をした。

　最後に「それぐらい強い気持ちを持って、ずっと一緒に練習してきたメンバーと戦っていきたいと思います。僕もまだまだこの代表のユニホームを着て、皆さんの前で長い間プレーしたいと思うので、沖縄で皆さんの力を貸してください」とファンヘお願いした。

　日本代表はW杯が開幕すると25日にグループリーグ初戦でドイツ（同11位）と対戦。27日にフィンランド（同24位）、グループリーグ最終戦となる29日にオーストラリア（同3位）と対戦する。