スケボー金の西矢椛 テレビ出演で13歳の素顔全開 小籔千豊も「それこそ真夏の大冒険やがな」

[ 2021年8月28日 20:22 ]

西矢椛
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 東京五輪のスケートボード女子ストリートで日本史上最年少となる13歳330日で金メダルを獲得した西矢椛(ムラサキスポーツ)が、28日放送のカンテレ「こやぶるSPORTS超 金メダリスト激白SP」に出演し、13歳の素顔を見せた。

 番組開始当初から「緊張しています」と西矢はポツリ。MCでお笑いタレントの小籔千豊(47)から、五輪後にテレビ番組で会ったタレントの名前を聞かれ、「(クリームシチューの)有田さんとか中居正広さんとか…」と話すと、小籔は「見てみ、こんな」と共演していたお笑いコンビ「ダイアン」を指さして、ニンマリ。それでも緊張がほぐれない西矢に、小籔も「一番、しゃべらへんゲスト来た」と苦笑いを浮かべた。

 緊張のせいか、13歳の素顔がそのまま出た。五輪後にやりたいことを聞かれると、「遊びたい。富士急ハイランド行って、ディズニーに行きます」と本音トーク。小籔も「贅沢やね。大阪の子が、山梨行って、千葉行って。それこそ、真夏の大冒険やがな」と、西矢のテレビ中継でおなじみとなったフレーズでボケ。西矢も少し笑った。

 あどけなさも残る顔とは反対に、五輪では大勝負で勝利。決勝では、あと3本の試技しかない場面で8人中最下位だったものの、1カ所を選び大技を繰り出す「ベストトリック」で自己最高の4・66点を出すなど、大技に成功。金メダル獲得につながった。開き直りがあったか、と聞かれた西矢は「なんも考えていなかった。そんな順位のところ、見てない」とキッパリ。金メダルの瞬間も「うれしくて、覚えていない」。金メダル獲得後の両親の反応についても「しゃべっていない」とポツリ。素のままの西矢に、小籔も苦笑いの連発だった。

 趣味は大人気ゲーム機の「Nintendo Switch」(任天堂・スイッチ)で、欲しいものには「スイッチのソフト」と明言。「みんなで楽しめるソフトが」とのリクエストに、「モンハン?」(モンスターハンター)とダイアンから質問が出ると、「お父さんが欲しいと言ってました」と話すなど、どこまでも素の13歳。「自分らしく笑顔でいたら、英語がしゃべれなくても、だいたい通じます」と話すなど、最後まで飾らない素顔を見せていた。

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2021年8月28日のニュース