パラ陸上男子400 上与那原が銅、50歳「まだまだ戦える」08年北京大会マラソン以来の表彰台

[ 2021年8月28日 05:30 ]

東京パラリンピック第4日・陸上 ( 2021年8月27日    国立競技場 )

パラリンピック陸上の男子400メートルで銅メダル、日の丸を手に笑顔の上与那原(撮影・木村 揚輔)
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 陸上の男子400メートル(車いすT52)で前回大会2位の佐藤友祈(31=モリサワ)が55秒39で制し、金メダルを獲得した。上与那原(うえよなばる)寛和(50=SMBC日興証券)が3位に入った。

 50歳の上与那原が13年ぶりのメダルを手にした。表彰台は08年北京大会のマラソンで2位となって以来で「うれしいの一言」と笑みを浮かべた。

 ともに戦ってきた58歳、伊藤智也(バイエル薬品)が大会直前に障がいの軽いクラスに変更された。「ショックで泣いた」と痛みを分かち合った上与那原を、盟友は「必ず3番に入ってこい」と送り出した。4大会連続4度目のパラリンピック。「まだまだ戦えることを証明できた。若い人と走ると刺激がある」と胸を張った。

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2021年8月28日のニュース