日本選手団主将・国枝もストレート勝ちで初戦突破 車いすテニス

[ 2021年8月28日 13:32 ]

東京パラリンピック第5日 車いすテニス 男子シングルス2回戦   国枝慎吾2(6―0 6―1)0ゲルゲリー ( 2021年8月28日    有明テニスの森公園 )

<男子シングルス2回戦> 初戦をストレート勝ちした国枝 (撮影・光山 貴大)
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 パラリンピック男子シングルスで3度目の金メダルを狙う第1シードの国枝が、自身の初戦となった2回戦で世界ランキング43位のゲルゲリーにストレート勝ちした。

 第1セットはサービスゲームの安定感が抜群で、相手サーブも3度ブレークして6―0で制した。第2セットは第2ゲームを落としたものの、鮮やかなリターンエースなどで第4ゲームをブレーク。サービング・フォー・ザ・マッチとなった第7ゲームは15―40から4連続ポイントで締めくくった。

 前回16年リオデジャネイロ大会は準々決勝で敗退し、パラリンピックでのシングルス3連覇を逃した。雪辱を期す今大会は日本選手団の主将を任され、24日の開会式では副主将でゴールボール女子の浦田理恵と選手宣誓の大役を務めた。「言葉より自分のプレーで選手団を勢いづかせたい」。競泳や陸上でメダルラッシュが続く日本チームの良い流れに自身も乗るつもりだ。

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