バスケ女子を銀メダルに導いたホーバス監督「これからは日本女子バスケットのタイム」

[ 2021年8月8日 15:34 ]

東京五輪第17日 女子バスケットボール決勝   日本75ー90米国 ( 2021年8月8日    さいたまスーパーアリーナ )

日本を率いたホーバス監督(AP)
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 東京五輪最終日の8日にバスケットボール女子の決勝が行われ、日本は米国に75―90で敗れ、銀メダルを獲得した。過去最高成績だった1976年モントリオール五輪の5位を上回り、男女を通じて初の表彰台。96年アトランタ大会から連覇している米国相手に最後まで奮闘した。

 トム・ホーバス監督は「きょうは最初からうちのリズムでできなかった。でも最後までよく頑張ったと思う」とうなずいた。17年に就任し、緻密な戦術とスピードを生かしたスタイルを構築してきた。「みんな長い間頑張ってくれて、選手たちに本当に感謝します。日本のバスケットは新しい時代になったかなと。これからもっともっとこういう結果を出すかなと思います。スタートになった」と力強く話した。

 1964年の前回の東京五輪では、女子バレーボールが金メダル。「東洋の魔女」と呼ばれ、ブームを巻き起こした。ホーバス監督は「そこからバレーボールへの応援なども凄く増えた。これからは日本女子バスケットのタイムかなと。これからもっともっと、応援が来るのかなと」と、人々が女子バスケに夢中になる新時代の到来を願った。

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2021年8月8日のニュース