AS日本メダルならず、井村監督は初めて表彰台逃し…退任へ「次のコーチへ譲る」

[ 2021年8月8日 05:30 ]

東京五輪第16日   アーティスティックスイミング・チーム・フリールーティン ( 2021年8月7日    東京アクアティクスセンター )

日本フリールーティンの演技(AP)
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 チーム・フリールーティン(FR)で、日本(乾、吉田、木島、京極、塚本、福村、安永、柳沢)は94・9333点で4位。前日のテクニカルルーティン(TR)との合計も188・3106点の4位で2大会連続のメダルを逃した。デュエットを含めて5回泳ぎ、順位は全て3位ウクライナに次ぐ4位。19年世界選手権とも同じ順位で序列を変えられなかった。

 井村雅代監督(70)はASが正式種目になった84年ロサンゼルス以降の全五輪で監督を務め、今回が10大会目。中国を指揮した08年北京のチーム銅、12年ロンドンのチーム銀とデュエット銅を含めた過去9大会は全てメダルを獲得(銀5、銅11)していたが、初めて表彰台に上がれなかった。一時代の終わりを告げる結果となり「これで五輪は終わりにしたい。一区切りつけて次のコーチに譲りたい。独り占めはあかん。十分に独り占めしましたけど」と今大会限りで監督を退く意向を示した。後任候補には日本代表の宮川美哉コーチ(46)らが挙がる。

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2021年8月8日のニュース