ダフィーが女子V バミューダ諸島初の金「母国の若者の背中押せた」

[ 2021年7月28日 05:30 ]

東京五輪第5日 トライアスロン ( 2021年7月27日    お台場海浜公園特設コース )

トライアスロン女子で優勝し、国旗を掲げて喜ぶバミューダのダフィー
Photo By 共同

 女子は4回目の出場の33歳ダフィーが、英領バミューダ諸島初の金メダルを獲得した。2種目目のバイクをトップ集団で終えると、最後のランで突き放した。東京五輪に出場するバミューダ諸島の選手は、ダフィーを含めて2人。過去の五輪のメダルも、1976年モントリオール大会のボクシング・ヘビー級の銅メダルだけだった。「母国の若者に、小さな国の出身の選手でもメダルが獲れると背中を押せた」と国旗を体に巻いた。

 《高橋、初五輪は18位》最後の足取りは重く、高橋は入賞を逃した。8番手で10キロのランに入り、1周ごとに約1分ずつ遅れて18位。「精いっぱいの力は出したが、理想的な結果にはならなかった」と目に涙を浮かべた。前回リオデジャネイロ五輪代表落選を機に、日本を離れて米国、ポルトガルと練習拠点を移した。世界トップ選手との合同練習で、国際大会でも上位に顔を出す地力をつけた。5年間の思いを込めて臨んだ初の五輪。「いい経験をさせてもらった」と顔を上げた。岸本はバイクで落車し、途中棄権した。

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2021年7月28日のニュース