貴景勝 カド番の春場所へ決意「焦らずに、しっかりと体をつくりたい」

[ 2021年2月11日 05:30 ]

大相撲春場所3.14初日

春場所に向け汗を流す貴景勝(日本相撲協会提供)
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 大相撲の大関・貴景勝が10日、電話取材に応じ、カド番で臨む春場所(3月14日初日、両国国技館)に向け「今は体をつくっている段階。焦らずに、しっかりとつくっていきたい」と話した。綱獲りだった初場所は左足首の負傷で途中休場。申し合いなどは再開しておらず、この日も台東区の常盤山部屋で基礎運動を中心にこなした。

 20日から始まる合同稽古の参加も明言しなかったが「体ができたら、すぐにでも(土俵での稽古を)やっていきたい」と前向きだ。3月には部屋が板橋区へ移転し、新しい稽古場を構える。「移籍してからずっとここで鍛えさせてもらったので少し寂しい気持ちもあるけどまた新しい部屋で頑張っていきたい」と決意を新たにしていた。

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