ビックカメラ高崎 勝股美咲が21歳誕生日星&山本優は歴代単独トップの45号

[ 2020年10月12日 16:47 ]

日本女子ソフトボールリーグ1部第8節最終日   ビックカメラ高崎11―3SGホールディングス ( 2020年10月12日    群馬県・高崎市ソフトボール場 )

<ビックカメラ高崎・SGホールディングス>リリーフで好投し、自らの誕生日に勝利投手となったビックカメラ高崎・勝股(日本ソフトボール協会提供)
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 東京五輪の日本代表候補、勝股美咲投手(21)がバースデー星を飾った。先発の浜村ゆかりが2回途中2被弾3失点で降板。2番手でマウンドを託され、残りの回を無失点で投げきった。

 「チームの方に支えてもらいながら、登板の機会をもらえて、投げきることができて、21歳のスタートを切ることができて良かった」

 打撃陣の援護を感謝しつつ、笑顔で試合を振り返った右腕。ライズボールが好調で、最後の打者も得意球で三振に打ち取った。

 「高さが甘いと本塁打が出てしまう。回転を意識して投げるようにしている」

 バー状の器具を様々な角度に持ち上げることで手首の強化をし、回転数アップにつなげているという。球速も上がっているようだ。

 この成長株の好投だけでなく、日本代表の主砲でもある山本優内野手(32)に今季1号も飛び出た。通算45本塁打で歴代単独トップ。前節終了時点で打率・091に低迷していたが、「今年はボールの見方、構え方、軸も、一つも合っていなかったというのが、今になって分かります」と復調気配。チームは5勝2敗で、6勝1敗の首位・トヨタ自動車をピッタリマークしている。 

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