早大、8トライで開幕連勝 相良兄弟対決は弟・昌彦に軍配

[ 2020年10月12日 05:30 ]

関東大学ラグビー 対抗戦Aグループ   早大46―7立大 ( 2020年10月11日    上井草 )

<早大・立大>早大の相良昌彦(6番)は立大の兄・隆太(中央)の足を抱えて倒す
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 大学選手権2連覇を狙う早大が、立大を46―7で破って開幕2連勝。相良南海夫(なみお)監督の次男でフランカーの昌彦(2年)が今季初先発でフル出場し、長男で立大フッカーの隆太(4年)との兄弟対決を制した。

 7―0の前半10分すぎ、立大のボールキャリアへタックルに行った昌彦とサポートに入った隆太が“激突”。昌彦が隆太の左足を抱えて倒し、密集から引き剥がした。「兄がいたので意識する部分もあったけど、そればかりにならずに自分のプレーができた」。前半22分には自陣から突破して判断良くゴロパント。インゴールで抑えたFB小泉(2年)のトライを生み出した。

 受けに回った初戦の反省から、仕掛けるラグビーで8トライ。父子対決を制した相良監督は「よりアグレッシブに、プレーの精度も上げたい」と今後をにらんだ。 

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2020年10月12日のニュース