須崎が左肘脱臼 レスリング世界選手権女子50キロ級2連覇

[ 2018年11月24日 05:30 ]

左腕を固定しながら、早大で世界選手権の優勝報告会に出席した須崎
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 レスリングの世界選手権女子50キロ級で2連覇した須崎優衣(19=早大)が早稲田キャンパスで優勝報告会に出席し、今月中旬の強化合宿中に左肘を脱臼したことを明かした。19日から始まった合宿では48キロ級リオ五輪金メダルの登坂絵莉(25=東新住建)だけでなく上の階級の選手とも精力的にスパーリングをこなしていた中で負傷し「脱臼で全治2週間と医師に聞いています」と語った。

 東京五輪出場の第一歩となる全日本選手権(12月20日開幕)出場には「ギリギリ間に合います。早く治して準備したい。覚悟を決めて戦います」と問題ないことをアピールした。

 19年世界選手権でメダルを獲れば五輪内定となる。その世界選手権出場には全日本選手権に加えて来年6月の全日本選抜優勝が最速ルートになる。故障に不安も残るが「起こってしまったことは仕方ない。現状を受け入れて、優勝できるように頑張りたい」と決意を語っていた。

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2018年11月24日のニュース