ノムさん、悪質タックルに怒り「スポーツじゃない」 指導者のあり方を熱弁

[ 2018年6月3日 14:19 ]

野村克也氏
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 プロ野球・楽天など4球団の監督を務めた野村克也氏(82)が3日放送のテレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」(日曜前11・55)に出演。日大選手の関学大選手への悪質タックル問題について、指導者の責任について言及した。

 野村氏は選手時代を振り返り「私は戦争が終わってから9年後にプロ野球に入った。監督、コーチによるビンタと正座は常日頃だった」としつつも、「監督時代は(悪質プレーの指示は)1回もないですよ」と悪質タックルに首をかしげた。

 続けて、指導者としてのあり方を「高校から来たとか大学から来たとかではなく、現実そのものを把握する。それを基本に置いてやってきました」と語り、「『人を見て法を説け』。ある指導方法がこの人には効いても、この人には効かないということがある。これが一番大切だと思いますね」と選手それぞれにあった指導が必要であることを熱弁。今回の問題については「これはスポーツじゃないですよ」と言葉に怒気が帯びていた。

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2018年6月3日のニュース