大山 圧巻3連続バーディー!今季初単独首位で2年ぶりV王手

[ 2018年6月3日 05:30 ]

女子ゴルフツアー ヨネックス・レディース第2日 ( 2018年6月2日    新潟県 ヨネックスCC )

<ヨネックスレディース2日目>18番、バーディーパットを沈めてガッツポーズする大山志保(撮影・白鳥 佳樹)
Photo By スポニチ

 大山志保(41=大和ハウス工業)が6バーディー、2ボギーの68で回り、今季初めて単独首位に浮上した。16年4月以来約2年ぶりの優勝を目指し、最終ラウンドに臨む。2位は1打差で石川明日香(20=フリー)と木村彩子(22=フリー)。2打差の4位には木戸愛(28=ゼンリン)ら4人が続く。

 渾身(こんしん)のガッツポーズを連発した。15番で6メートルのパーパットを決めて波に乗ると、そこから16〜18番で3連続バーディーを奪取。上がり4ホールで拳を握り続けた。「ベストスコアを更新したのがうれしい!」。昨年9月に首を痛め、「特別補償制度」が適用され治療に専念。5月に復帰後、ベストスコアは中京テレビ・ブリヂストン・レディースでの69だった。この日ベストスコアでもある68を叩き出し、「気持ちでプレーした」と胸を張った。

 体調は万全ではない。新潟入り後、首と背中に痛みを感じた。37度の微熱もあり「部屋で休んでいた」。現在も夜になると熱が上がるという。そんな大山のパワーになったのは、差し入れのおにぎり3つだ。米どころ新潟だけに「ハーフターンで食べた。本当においしい」と笑顔で明かした。

 16年4月のフジサンケイ・レディース以来の頂点を目指し、最終日を戦う。「気持ちだけは負けない。気持ちで戦いたい」。ベテランの言葉は力強かった。

続きを表示

2018年6月3日のニュース