トヨタ自動車が首位キープ SGホールディングス パーナビー完封で6勝目

[ 2018年6月3日 05:30 ]

日本女子ソフトボールリーグ ( 2018年6月2日 )

<日本女子ソフトボールリーグ>日立戦で今季2勝目をあげたトヨタ自動車・田内
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 「第51回日本女子ソフトボール1部リーグ」(日本ソフトボール協会、日本女子ソフトボールリーグ機構主催)は2日、京都市、山形市、北海道・函館市の3会場で第5節の6試合を行った。トヨタ自動車は田内愛絵里(20)が先発の役割を果たし、4―1で日立に快勝。ビックカメラ高崎とともに首位をキープしている。SGホールディングスはカーヤ・パーナビー(27)の完封で6勝目を挙げた。

 <トヨタ自動車 田内が今季2勝目>成長株の左腕、田内が今季2勝目をつかんだ。アボットの救援を仰いだものの、5回途中まで投げ、被安打7の1失点。「4回ぐらいから緊張してしまったし、打たれたヒットも多かった」。反省ばかりが口をついて出たが、今季から実戦投入するライズボールを要所で使い、最少失点で切り抜けた。中西あかね監督は「きっちり投げてくれた。田内で勝てたことは凄く大きい」と合格点を与えた。

 <SGホールディングス 投打の助っ人が活躍!>投打の助っ人が地元での勝利を演出した。先発のパーナビーが10奪三振の力投で完封すれば、ポーターは4回に決勝ソロ本塁打。「今の状態ではこの勝ち方しかなかった。2人に尽きる」と小林良美監督は最敬礼した。先制直後の5回を3者連続三振に斬ったエースは「あの回が1番のポイントだった」と振り返り、「今日は0点に抑えるつもりだった。いい投球ができた」と満足感を漂わせた。

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