羽生 国民栄誉賞「この賞が被災地やスケート界にとって明るい光になることを願って」

[ 2018年6月1日 11:56 ]

羽生結弦
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 平昌五輪で2大会連続の金メダルを獲得した男子フィギュアの羽生結弦(23)の国民栄誉賞受賞が1日、決定した。菅義偉官房長官が記者会見で明らかにした。羽生はソチ五輪、平昌五輪で2大会連続で金メダルを獲得した。授与式は、7月2日に行われる。

 羽生はコメントを発表し「大変名誉ある賞をいただき、身に余る光栄です。私がスケート続けていられることも、日本のフィギュアスケートがこれほど脚光を浴び続けていることも、フィギュアスケート界の偉人の方々がこれまで切り開いてくださったからこそだと感じております。そして、冬季競技として、今回の平昌五輪において、多くの方々の素晴らしい活躍があったからこそとも感じております」と“先輩たち”に感謝した。

 さらに「また、被災された方々からのたくさんの激励や想い、今まで一人の人間として育ててくださった全ての方々の想いがこの身に詰まっていることを改めて実感し、その想いが受賞されたのだと思っております」と多くの人に支えられた受賞を強調した。

 そして「皆さまの期待を背負い、まだ続く道を一つ一つ丁寧に感じながら、修練を怠ることなく、日々前に進んでいきます。この賞が被災地やスケート界にとって明るい光になることを願っております」と誓っていた。

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2018年6月1日のニュース