竹迫司登 KO記録にこだわり「これからも倒し続ける」

[ 2018年6月1日 14:44 ]

前日計量をクリアした竹迫司登(左)とチャイワット・ムアンポン
Photo By スポニチ

 プロボクシングの「第574回ダイナミックグローブ」(2日、後楽園ホール)の前日計量が1日、東京・文京区の日本ボクシングコミッション(JBC)で行われ、ノンタイトル10回戦を行う日本ミドル級王者・竹迫司登(26=ワールドスポーツ)は契約体重の73.0キロを100グラム下回る72.9キロ、対戦相手のチャイワット・ムアンポン(タイ)は72.7キロでともに一発クリアした。

 竹迫は今年3月、過去にKO負けのなかった前王者・西田光(30=川崎新田)に1回TKO勝ちして戴冠。「第39回チャンピオンカーニバル」の最優秀選手(MVP)にも輝いた。今回はノンタイトル戦ながら自身初のメーン。8戦8勝8KOのハードヒッターは「チャンピオンらしく会場を盛り上げたい。これまで全部倒してきたし、これからも倒し続けてKO記録を伸ばす。倒し方にもこだわっているので、どう倒すのか?を見に来てほしい」と気合満々。日本チャンピオンになったら、ジムの寮を出ることを宣言しており、MVPの賞金30万円は「引っ越し後の家具とかを買いたい」と話した。

 また、デビュー戦に臨むバンタム級の南出仁(22=セレス)はリミットを200グラム下回る53.3キロでクリア。駒大ボクシング部出身で、今年4月にプロテストに合格した期待のルーキーは「派手なデビュー戦にしたい。倒して勝ちます」とKO勝利を誓った。

続きを表示

2018年6月1日のニュース