悪質タックル問題第三者委 委員長は元広島高等検察庁検事長

[ 2018年6月1日 14:57 ]

日大アメフット部のグラウンドがある、日本大学文理学部キャンパスの正門
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 日大アメリカンフットボール部の悪質な反則問題で、日大は1日、問題を調査する第三者委員会を立ち上げたことを発表した。

 設置にあたり、日本弁護士連合会が定める「企業等不祥事における第三者委員会ガイドライン」に則り、その独立性、中立性を担保し、中立公正な立場から調査を実施するため、日大とはこれまで利害関係の一切ない弁護士に依頼したという。また、委員の選任は、委員長に一任し、日大の意向は一切含まれていないとしている。

 日大の発表によると、委員会名は「日本大学アメリカンフットボール部における反則行為に係る第三者委員会」。設置目的は(1)重大な反則行為に係る事実確認に基づく真相究明及び原因究明(2)大学によるアメフト部に対するガバナンス体制の検証(3)再発を防止するための対策(4)その他関連する事項としている。

 委員構成は、委員長に勝丸充啓弁護士(元広島高等検察庁検事長)、委員長代理に辰野守彦弁護士、委員に5人の弁護士が就任。設置日は5月31日で、結果報告を7月下旬に予定している。

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2018年6月1日のニュース