葛西「緊張のあまり失敗」風に泣きNH21位 小林陵が日本勢最高7位入賞

[ 2018年2月11日 00:19 ]

平昌五輪ジャンプ男子ノーマルヒル決勝 ( 2018年2月10日    ヒルサイズ=HS109メートル )

葛西の1回目の飛躍
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 平昌五輪は10日、ジャンプの男子ノーマルヒル(ヒルサイズ=HS109メートル)が行われ、冬季五輪史上単独最多8度目の出場となった葛西紀明(45=土屋ホーム)は104.5メートル、99メートルの合計213.3点で21位だった。優勝は合計259.3点のアンドレアス・ベリンガー(ドイツ)。

 葛西の1回目は104.5メートルで16位。何度も強風で競技が中断したこともあり「緊張のあまり失敗してしまいました。(風の影響で)待たされて体が冷え気味で」と苦笑いを浮かべた。レジェンドと呼ばれても五輪は特別だ。大ベテランらしく切り替えて2回目に臨んだが、表彰台には届かなかった。「2回目も失敗してしまいました。程よい緊張だったが、ジャンプが安定していないことが原因。アプローチもスピードも出るようになってきたし、力の使い方、方向性もいい。これがうまく固まってくれればいいジャンプがどんどん出てくる」と前を向いた。

 初出場の小林陵侑(21=土屋ホーム)が日本勢最高の7位入賞。伊東大貴(31=雪印メグミルク)は20位だった。小林陵の実兄・小林潤志郎(26=雪印メグミルク)は1回目に93メートルの失敗ジャンプで2回目に進めなかった。

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