大トレード敢行のキャバリアーズが連勝 ジェームズ2試合連続のトリプルダブル

[ 2018年2月10日 16:11 ]

2試合連続でトリプルダブルを達成したキャバリアーズのジェームズ(AP)
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 NBAは9日に各地で9試合を行い、大量6選手をトレード締め切り日の8日に放出したキャバリアーズは敵地アトランタでホークスと対戦。ベンチ入りしたのは10人だったが123―107(前半61―56)で勝利を収めて連勝で今季成績を32勝22敗とした。

 レブロン・ジェームズ(33)は41分出場して22得点、12リバウンド、18アシスト。延長にもつれこんだ7日のティンバーウルブス戦(37得点、10リバウンド、15アシスト)を含め2試合連続、今季10回目のトリプルダブルを達成した。

 15アシスト以上で2試合連続のトリプルダブルをマークしたのは、記録が残っているここ35シーズンの中では、マジック・ジョンソン(元レイカーズ)、クリス・ポール(現ロケッツ)、ラッセル・ウエストブルック(現サンダー)を含め4人目。ベンチから出たカイル・コーバー(36)もかつて5季在籍した古巣相手に3点シュートを7本成功させ、自己記録にあと「2」と迫る30得点をたたき出して“人員不足”の穴を埋めた。

 ホークスは17勝39敗。連勝のあとは連敗となった。

 セルティクスは地元ボストンでペイサーズに91―97(前半38―56)で敗れて40勝17敗。最大26点差のビハインドから第4Q残り4分45秒に83―82と逆転したが、土壇場では競り負けた。

 この結果、セルティクスの勝率は・702となり、試合数が3つ少ないラプターズ(38勝16敗=勝率・704)に抜かれて、東地区全体首位から2位に転落した。

 ペイサーズは31勝25敗。球宴出場のビクター・オラディーポ(25)が35得点を稼いで勝利に貢献し、このカードの連敗を5でくい止めた。

 西地区全体2位のロケッツはナゲッツに勝って7連勝。同1位ウォリアーズとのゲーム差は0・5となった。ジャズは今季16・8得点をマークしていたロドニー・フッド(25)をキャバリアーズに放出してしまったがホーネッツを下して9連勝。トレイルブレイザーズのダミアン・リラード(27)はキングス戦で第3Qまでの出場ながら50得点をマークした。

 ティンバーウルブスに競り勝ったブルズは連敗を7で阻止。キャバリアーズを放出されたドウェイン・ウェイド(36)は古巣ヒートに2季ぶりに復帰し、22分の出場で3得点、2リバウンド、2アシスト、2ブロックショットを記録した。

 <その他の結果>

クリッパーズ(28勝25敗)108―95*ピストンズ(27勝27敗)

*76ers(27勝25敗)100―82ペリカンズ(28勝26敗)

*ジャズ(27勝28敗)106―94ホーネッツ(23勝32敗)

トレイルブレイザーズ(31勝25敗)118―100*キングス(17勝37敗)

*ヒート(30勝26敗)91―85バックス(30勝24敗)

*ブルズ(19勝35敗)114―113ティンバーウルブス(34勝24敗)

*ロケッツ(41勝13敗)130―104ナゲッツ(29勝26敗)

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