ショートトラック横山 予選落ちに「最後に抜かれたのが悔しい」

[ 2018年2月10日 23:54 ]

平昌冬季五輪 ショートトラック男子1500メートル予選 ( 2018年2月10日 )

ショートトラック男子1500メートル予選4組、林孝峻(左)を負う吉永(左から2人目)。3着でゴールしたが失格に(AP)
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 ショートトラック男子1500メートル予選が行われ、日本勢は横山大希(23=トヨタ自動車)、吉永一貴(18=愛知・名古屋経大市邨高)、渡辺啓太(25=阪南大職)の3選手が出場したが、いずれも準決勝進出はならなかった。

 1組の横山はラスト1周で個人参加のロシア選手に抜かれて4着に終わり予選落ちとなった。

 【横山に聞く】

 ―レースを振り返って。

 「予選通過が見えていただけに、最後に抜かれたのが悔しいです。レースは、上の3人実力がある選手がいて、3位通過を狙っていた。前の3人が引き合っている中で、最後までいいレースができたけど…。3位の選手は最後インを攻めることが多く、そこを注意していたが、今日の氷は足に疲労が来て減速し、おいしいところを持って行かれた。3位の選手の方がよく見ていたと思う」

 ―五輪のデビュー戦の緊張感はどう感じたか。

 「レースに入って1、2周ぐらいは、いつもと感覚が違った。案外違うなと思った。集中したら、いつもと同じで滑れた。1回経験できたので、次の5000メートルリレー予選は行けると思う」

 ―氷の状態について。

 「最後、前の選手も伸びていなかった。僕も伸びていなかった。足に疲れが来るというのがあった。その氷の中でいかにリレーでスピードを維持できるか。韓国が中盤から前に出るので、いかにその後ろを守れるか」

 ―氷が柔らかいのか。

 「昨日、一昨日と気温が上がって、足に来る感じの氷だった」

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2018年2月10日のニュース