大相撲議連会長、懲罰効果に疑問「収入多くどうってことない」

[ 2017年12月22日 05:30 ]

 超党派の「大相撲の発展を求める議員連盟」会長の竹本直一自民党衆院議員は、元横綱・日馬富士の暴行事件を巡り白鵬、鶴竜の両横綱を減給処分とした協会の懲罰効果に疑問を呈した。国会内で開いた議連会合後に「横綱は収入が多く、どうってことないだろう」と述べた。議連会合では稽古場整備など待遇改善への提言を来年1月中にまとめる方針。会合で竹本氏は「事件が騒がれているが、大相撲が良い形で発展することを望みたい」と強調した。

 ▼スポーツ庁鈴木大地長官 暴力根絶に向けた厳しい処分。協会の姿勢が表れた処分になったのではないか。一過性の事件とせず、忘れないようにしていくことが必要。取り組みを注視していきたい。

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2017年12月22日のニュース