坂本花織 自身初70点超えでSP首位発進 2位宮原とは0.36点差

[ 2017年12月21日 20:56 ]

フィギュアスケート 全日本選手権第1日・女子SP ( 2017年12月21日    武蔵野の森総合スポーツプラザ )

SPで自己ベストを更新した坂本(撮影・小海途 良幹)
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 平昌五輪代表最終選考会を兼ねたフィギュアスケートの全日本選手権は21日、東京都調布市の武蔵野の森総合スポーツプラザで開幕し、女子のショートプログラム(SP)が行われた。坂本花織(17=シスメックス)が自己ベストを更新する73.59点で、4連覇が懸かる宮原知子(19=関大)らを抑えて首位に立ち、優勝者が手にする五輪代表枠に王手をかけた。

 坂本は3回転フリップ―3回転トーループの連続ジャンプを決めるなど高い集中力で、自己ベストを4.19点も更新する自身初の70点台をマークし、トップに立った。73.23点の2位・宮原を0.36点リードし、フリーに臨む。3位は自己新の70.48点をマークした本郷理華(21=邦和スポーツランド)、4位は68.93点の樋口新葉(16=日本橋女学館)。5位はトリプルアクセルを決め66・74点をマークした紀平梨花(15=関大KFSC)、本田真凜(16=大阪・関大高)は66・65点で6位だった。

 ≪平昌冬季五輪の代表争い≫

 代表枠は2で、全日本選手権の優勝者は決定。2人目は(1)全日本の2、3位(2)GPファイナル出場者上位2人=宮原、樋口(3)全日本終了時の世界ランク上位3人=5位・宮原、9位・本郷、11位・樋口(4)全日本終了時の今季世界ランク上位3人=5位・樋口、7位・坂本、9位・宮原(5)全日本終了時のISU今季自己ベスト上位3人=樋口、宮原、坂本。5項目のいずれかを満たす選手の中から総合的に判断して選出する。

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