初優勝の16歳岩渕麗楽が帰国 祝福「メッセージも返すのが大変なぐらい来てうれしかった」

[ 2017年12月21日 19:15 ]

メダル代わりの優勝“クーラーボックス”を手に笑顔の岩渕麗楽
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 スノーボード・ビッグエア女子の岩渕麗楽(16=キララクエストク)が21日、成田空港着の航空機で帰国した。10日に米コロラド州で行われたW杯では難度の高い「バックサイド1080(3回転)」を決めて初優勝。「結果にはびっくりだけどうれしかった。メッセージも返すのが大変なぐらい来てうれしかった」と中学や高校の友人からSNSなどでたくさんの祝福を受けたという。「学校の友達とは久々に会うので普通に楽しみたい」と遠征を終えて学校に行くのが待ち切れない様子だった。

 来年1月には五輪出場権獲得のためにスロープスタイルのW杯2試合に出場し、2月の本番での活躍を目指すことになる。大会後は現地でジブ(手すりなどの障害物)を使ったスロープスタイルの練習も積んできた。9月のスロープスタイルのW杯では4位になっているだけに「ビッグエアで一番いいところが取れた。スロープスタイルも表彰台に上がりたい。そこに平昌もついてきてくれて、平昌でもいい成績を取れたらいいなと思って練習している」と意気込んだ。

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2017年12月21日のニュース