ウォリアーズが10連勝 主力4人を欠いても白星続く

[ 2017年12月21日 16:13 ]

29得点をマークしたウォリアーズのトンプソン(AP)
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 NBAは20日に各地で12試合を行い、昨季の覇者ウォリアーズは地元オークランド(カリフォルニア州)でグリズリーズを97―84(前半56―51)で退けて25勝6敗。ステフィン・カリー(29歳)、ドレイモンド・グリーン(27歳)、ショーン・リビングストン(32歳)、ザザ・パチューリア(33歳)が故障で離脱し、アンドレ・イグダーラ(33歳)も風邪で欠場するなど“野戦病院”状態となっているが、それでも連勝記録は途絶えなかった。

 クレイ・トンプソン(27歳)は前半での27得点を含む29得点、ケビン・デュラント(29歳)は22得点と8リバウンドをマーク。2ケタ得点を記録したのは12得点のオムリ・キャシピ(29歳)を含めて3人しかいなかったが、この日レイカーズに敗れたリーグ全体首位のロケッツ(25勝5敗)に0・5ゲーム差まで肉薄してきた。

 ウォリアーズの年内の試合(6試合)はすべてホームゲーム。25日には昨季のファイナルで戦ったキャバリアーズと顔を合わせる。

 グリズリーズは9勝22敗。ウォリアーズに対しては10月21日に111―101で勝っていたが2戦目では黒星となった。故障者続出で12月は2勝9敗。センターのマーク・ガソル(32歳)が21得点、9リバウンド、5アシストを稼いで気を吐いたが、勝機は築けなかった。

 なおグリズリーズは30日にオークランドでこのカードの今季3戦目を戦うことになっている。

 東地区全体首位のセルティクスは地元ボストン(マサチューセッツ州)でヒートに89―90(前半44―36)で敗れて26勝8敗。カイリー・アービング(25歳)が33得点をたたき出したものの競り負けた。

 ヒートとは11月12日にマイアミで対戦しており、98―104で敗れて連勝は16でストップ。苦手の相手に2度も足元をすくわれ、ホームでは今季13勝4敗となった。

 ヒートは16勝15敗。昨季まで4シーズン、セルティクスに所属していたセンターのケリー・オリニク(26歳)が6本の3点シュートなどで自己最多の32得点をマークするなど、古巣相手に見事な活躍を見せた。

 <その他の結果>

ラプターズ(21勝8敗)129―111ホーネッツ(11勝20敗)、ペイサーズ(18勝14敗)105―95ホークス(7勝24敗)、ブルズ(10勝20敗)112―94マジック(11勝21敗)、キングス(11勝20敗)104―99ネッツ(11勝19敗)、レイカーズ(11勝18敗)122―116ロケッツ(25勝5敗)、サンダー(16勝15敗)107―79ジャズ(14勝18敗)、マーベリクス(9勝23敗)110―93ピストンズ(17勝14敗)、ティンバーウルブス(112―104ナゲッツ(16勝15敗)、スパーズ(22勝10敗)93―91トレイルブレイザーズ(16勝15敗)、クリッパーズ(12勝18敗)108―95サンズ(11勝22敗)

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