横審、白鵬と鶴竜に厳重注意 来年1月無給&2月給与50%減

[ 2017年12月21日 05:30 ]

横審臨時会合

会見で白鵬ら横綱の処分を発表する八角理事長
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 横綱審議委員会は白鵬、鶴竜に対して「暴行現場に同席していながら事件の発生および進展を抑えられなかった。このことの責任を軽く見るべきではない」として、厳重注意を臨時理事会に進言した。これを受けて、臨時理事会では白鵬に来年1月の給与(282万円)の全額、2月の給与の50%(141万円)を支給しないことを決めた。処分理由について八角理事長は「(暴行を防げなかったことで)大相撲の信用失墜を招いた。その責任は軽くない」と語った。

 白鵬は鶴竜とともに日本相撲協会に呼び出されたが、臨時理事会の前に両国国技館を離れた。それについて八角理事長は「いかなる処分にも応じると言っていた」と説明した。

 白鵬は給与を得られないまま来年初場所に臨むことになるが、皆勤なら入門以来の成績を反映した報奨金770万円以上を手にする。懸賞金も含めれば1000万円超となる。

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2017年12月21日のニュース