樋口新葉は4位発進 ジャンプミスに演技後「自分を殴った」

[ 2017年12月21日 21:01 ]

フィギュアスケート全日本選手権第1日 女子SP ( 2017年12月21日    武蔵野の森総合スポーツプラザ )

SPの演技を披露する樋口新葉(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケート全日本選手権の女子ショートプログラム(SP)で樋口新葉(16=日本橋女学館高)は68・93点で4位だった。

 演技を終えると右手を振り下ろし右膝を叩いた。ガッツポーズではない。「自分を殴った」。その理由は冒頭のジャンプだ。ダブルアクセルが1回転半の失敗ジャンプに。「簡単なジャンプでミスしてしまった」と振り返ったが、その後は3回転ルッツ―3回転トーループ、3回転フリップを決めた。ミスがあったものの、昨年の全日本の68・74点を上回り、「昨年と同じような点だけど、すごく気持ち良く滑れた」と話した。

 今季自己ベストは日本勢トップで、GPファイナルにも出場。23日のフリーへ「練習してきたことを思い切り出せるように。滑れて良かったと思える演技をしたい」と力を込めていた。

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2017年12月21日のニュース