バド奥原、11月復帰に意欲 “強行渡航”も「無理しない」

[ 2017年10月14日 12:35 ]

バドミントンのデンマーク・オープンへ向けて成田空港から出発した奥原希望
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 バドミントン女子の奥原希望(22=日本ユニシス)が14日、デンマーク・オープン(17〜22日、コペンハーゲン)出場のため、成田空港から出発した。奥原は先月のジャパン・オープン大会中に右膝を故障し、シングルス準決勝を棄権。患部は完治しておらず、本来なら試合に出られる状態ではないが、今大会はトップ選手に出場義務があるため“強行渡航”となった。練習状況について「まだちょっと走ったくらいで、ラケットを握っていない」と言い、「(開幕までに)どこまでコンディションが整うか。絶対に無理はしない」と棄権を視野に入れていることを明かした。

 ただ、故障は靱帯損傷などの重傷ではなく、「(11月の)中国オープン、香港オープンは(いい状態で)いけると思っている」と明るい表情。すでに12月のスーパーシリーズ・ファイナル(ドバイ)の出場権は得ており、8月の世界選手権に続くビッグタイトル制覇へ「今は無理するところではない」と改めて強調した。

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2017年10月14日のニュース