新国立競技場 ひさしや観客席の実物大模型公開、仕様を検証

[ 2017年10月14日 05:30 ]

報道陣に公開された新国立競技場の施工手順説明模型(共同)
Photo By 共同

 日本スポーツ振興センター(JSC)は20年東京五輪・パラリンピックのメインスタジアムとなる新国立競技場の建設工事現場に隣接する敷地で、同競技場で採用されるひさしや観客席の実物大模型を公開した。

 実際の仕様を検証するために作られ、既に観客席の急な傾斜に合わせて手すりの角度を修正した。特徴であるひさしの下層は国内産の杉を使用。スタンド上部で通風口の役割を果たす「風の大ひさし」は木目調にデザインしたアルミ製の板が使われる。観客席の模型は「森の木漏れ日」をイメージした茶色や緑など5色のシートを使用した。

続きを表示

2017年10月14日のニュース