箱根駅伝予選会 給水所で転倒し棄権…明大・三輪、ぼう然「まさか出られないとは」

[ 2017年10月14日 12:45 ]

<箱根駅伝予選会>5キロ付近を走る選手たち
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 第94回東京箱根間往復大学駅伝競走(来年1月2、3日)の予選会が14日、東京都立川市の陸上自衛隊立川駐屯地〜国営昭和記念公園の20キロのコースで行われ、明大は13位で本大会への出場を逃し、連続出場が「9」で途絶えた。

 エースの坂口裕之(3年)が出走メンバーから外れ、日本人の先頭集団を走っていた三輪軌道(2年)は最初の給水所で転倒し、棄権するアクシデントがあり西弘美監督は「泣きっ面に蜂」と肩を落とした。三輪は前の選手が転んでよけようとしたものの、引っかかって転倒。給水所のテーブルと地面で左腰を強打し「少し走ったが、普通に走れる状態ではなかった」。レースでの転倒は初めてだという。連続出場が途絶え「まさか出られないとは。実感がなく、悔しいという気持ちもない」とぼう然とした様子だった。

 15キロ以降、失速した阿部弘輝(2年)も「必死にもがいたが空回りした」と無念。「僕らが箱根の出場を勝ち取れば、4年生の走るチャンスがあったかもしれない」と悔しさをこらえた。

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2017年10月14日のニュース