箱根駅伝予選会 名門に明暗 中大復活も日大&明大はエースが不発

[ 2017年10月14日 12:06 ]

<箱根駅伝予選会>走り終えた舟津主将(右から3人目)ら中大の選手たちは藤原監督(左)からねぎらいを受ける
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 第94回東京箱根間往復大学駅伝競走(来年1月2、3日)の予選会が14日、東京都立川市の陸上自衛隊立川駐屯地〜国営昭和記念公園の20キロのコースで行われ、昨年11位で歴代最多連続出場記録が87で途切れた名門・中大は3位で、2年ぶり91度目となる本大会への出場権を得た。

 一方で強豪の日大が11位、創価大が12位、明大が13位に終わった。日大はケニア人留学生のワンブィ(3年)が個人4位と奮闘したが、個人1位の桜美林大のキサイサとは1分35秒差。武者由幸監督は「ワンブィで貯金が作れなかったのが大きかった」と悔しがった。

 前回の箱根駅伝で12位と健闘した創価大は12位に終わり、3度目の出場ならず。明大はエースの坂口裕之(3年)が欠場するなど順調さを欠き、西弘美監督は「想定外なことが多すぎた。体調管理など万全を期したつもりだったが隙があった。また一から頑張ります」と話した。

 苦しむチームの間隙を縫って10位にすべりこんだ東京国際大は2度目の箱根駅伝本大会出場。大志田秀次監督は「選手の状況は良くはなかったけれど、自分の力を出してくれた。初めて出た時は出ただけで終わってしまった(第92回=17位)ので、今回はシードを狙えるように頑張ります」と意気込んだ。

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