白鵬 稀勢の里との初の横綱対決に意欲「唯一私だけがやってないのか」

[ 2017年10月14日 16:46 ]

記念撮影に収まる左から鶴竜、日馬富士、白鵬、稀勢の里
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 白鵬が14日、石川県金沢市で行われた大相撲秋巡業に出場し、九州場所(来月12日初日)での稀勢の里との初の横綱対決に意欲を見せた。稀勢の里が新横綱として迎えた春場所は白鵬が休場、逆に夏場所、名古屋場所は稀勢の里が休場した。続く秋場所は互いに回避し、「白鵬―稀勢の里」の横綱対決はまたも見送りとなった。

 ただ、九州場所に向けては流れが違う。最初から秋巡業に出場している稀勢の里の状態は徐々に上向いており、この日から巡業に合流した白鵬も早速、出場3連覇に向けて気合十分だ。

 過去、2人の対決は白鵬が44勝16敗。ファン垂ぜんの取組だけに、白鵬は「それは全員が思っているでしょうね。唯一(横綱で)私だけがやってないのか」と目を輝かせると、稀勢の里戦を頭に思い浮かべながら「考え過ぎちゃうから。いつも通りでいいんじゃないかな」と胸を躍らせた。

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2017年10月14日のニュース