稀勢 朝乃山に“愛のお仕置き”、前日休んだ若手にぶつかり稽古

[ 2017年10月14日 05:30 ]

正代(右)と稽古をする稀勢の里
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 大相撲秋巡業が13日、長野市内で行われ、横綱・稀勢の里(31=田子ノ浦部屋)が朝乃山(23=高砂部屋)に“お仕置き”した。稀勢の里は、前日12日の巡業で稽古場に姿を見せなかった朝乃山を説教。この日は待ってましたとばかりに、ぶつかり稽古で朝乃山に胸を出し、5分間の“かわいがり”。気持ちを土俵で伝えた。

 「(厳しく)言う方もきつい。どうでもいいやつには言っても(仕方ないから)ね」。秋巡業序盤には2日続けて稽古相手に指名した期待の若手。失望感もあり、口にしたのも愛情表現だった。

 自身は、2日連続で正代を相手に11戦全勝を挙げ、貴乃花巡業部長から声を掛けられ「いい稽古ができた」と手応え十分。14日の巡業から白鵬も合流する予定で「阿武咲と貴景勝も力をつけてきた。若手と一緒に自分もしっかりやる」と気合を入れ直した。

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