豪栄“経験の差”大失速V逸「横綱が上だった。完敗」

[ 2017年9月25日 05:30 ]

大相撲秋場所千秋楽 ( 2017年9月24日    両国国技館 )

日馬富士(手前)に敗れた豪栄道
Photo By スポニチ

 豪栄道は本割、優勝決定戦と日馬富士に連敗。大失速のV逸に「横綱が上だった。完敗」とショックの色を隠せなかった。

 結びで敗れて追い詰められた優勝決定戦は、一方的な相撲で敗れた。二所ノ関審判部長(元大関・若嶋津)は「経験の差」と指摘。過去に2度、優勝決定戦を経験している日馬富士に対し、豪栄道は初。本割後、横綱は関取の照強を相手に時間ぎりぎりまで実戦的な稽古。一方の大関は四股やすり足にとどまり、案内役に促され早めに土俵へ向かった。この時点で劣勢だった。

 同審判部長は来場所の綱獲りに関して「最後の負けは印象が悪い」と一からの出直しを強調。失意の大関は「これがあったから、と言える相撲人生にしたい」と声を振り絞った。

続きを表示

2017年9月25日のニュース