片岡 逆転今季初V 上がり5ホール一気 また奈紗と同日制覇

[ 2017年9月25日 05:30 ]

男子ゴルフツアー アジアパシフィックオープン・ダイヤモンド・カップ最終日 ( 2017年9月24日    千葉県横芝光町 カレドニアン・ゴルフクラブ=7100ヤード、パー71 )

ダイヤモンド・カップ最終日 優勝した片岡は伊能キャディーから王子様抱っこをされご満悦な表情
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 首位に1打差の3位から出た片岡大育(28=Kochi黒潮CC)が4バーディー、3ボギーの70で回って通算12アンダーで逆転し今季初優勝を飾った。昨年10月のトップ杯東海クラシック以来、3年連続となるツアー通算3勝目。3勝全てを逆転で挙げた。

 大混戦を制した片岡は「調子が悪くて最後にボロが出るんじゃないかと不安だった」と歓喜の涙を流した。

 「上がり5ホールが凄く良かった」。最難関15番はグリーン上でウエッジを使ってパー。16番で3メートルを沈めて単独首位に浮上。17番パー3は3Uでピンそばにつけてリードを広げた。ツアーにフル参戦する以前はカレドニアンGCで頻繁にミニ合宿を張っており、地の利があった。

 20日放送の日本テレビ「ナカイの窓」に伊能恵子専属キャディー(48)が出演。軽妙なトークが話題を呼んだ。片岡は「伊能さんが有名になったので優勝しなければいけないプレッシャーが凄かった」と苦笑した。

 昨年のトップ杯東海クラシックで2勝目を挙げた際も1メートル76の伊能キャディーが1メートル67の片岡を抱っこして周囲を笑わせたが、女子ツアーでは畑岡が優勝。今回も優勝が重なり「前回は僕の優勝が消えた。名前も似ているし何か縁があるのかな」と不思議がった。

 欧州ツアーとの共催試合があるアジア・ツアーの2年シードを得た。15年に欧州ツアー予選会に挑戦した経験がある28歳は「最終目標は欧州ツアー。行ける試合はどんどん行きたい」と目を輝かせていた。

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2017年9月25日のニュース