ファルコンズ薄氷の勝利 ライオンズは“NFLルール”で敗北

[ 2017年9月25日 08:20 ]

残り8秒、TDが認められなかったライオンズ・テートのレシーブ(AP)
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 昨季のスーパーボウルに出場したNFC覇者のファルコンズは敵地デトロイト(ミシガン州)で好調ライオンズと対戦。30―26(前半20―13)で勝利を収めて開幕3連勝を飾った。QBマット・ライアン(32歳)は3度のインターセプトを喫しながらも294ヤードと2TDをマーク。RBディボンテイ・フリーマン(25歳)は21回のキャリーで106ヤード、1TD、WRフリオ・ジョーンズ(28歳)は7回のレシーブで91ヤードを記録した。

 ただしファルコンズが勝てたのはNFL独自のルールによるもの。ライオンズは26―30で迎えた第4Q残り8秒、QBマシュー・スタッフォード(29歳)からWRゴールデン・テート(29歳)に8ヤードのTDパス(スラント)が通ったかに見えたが、リプレー検証の結果、ボールがゴールラインを越える前にテートの両膝がフィールドに着いていたと判断され、当初の判定で下されていたTDが取り消された。

 この時、ライオンズの残りタイムアウトは0。「検証で判定が覆された場合、タイムアウトがなければ時間を10秒進める」という“NFLルール”によって試合の終了が宣告された。

 ライオンズは3戦目で初黒星。リーグ史上最高額の5年1億3500万ドル(約151億円)で契約を更新したスタッフォードは、45回のパス試投で成功25回、264ヤード、1TDという成績だった。

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