審判部が佐渡ケ嶽親方らに直接注意 立ち合いの手つき不十分で

[ 2016年11月12日 16:11 ]

 日本相撲協会審判部は12日、福岡国際センターで開かれた土俵祭りの後、立ち合いで不十分な手つきが目立つ4力士の師匠に直接注意を与えた。

 対象は幕内琴勇輝の師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)、十両北太樹を指導する山響親方(元幕内巌雄)に加えて幕内松鳳山の師匠の二所ノ関部長(元大関若嶋津)も含まれ、友綱副部長(元関脇魁輝)が口頭で注意した。幕内英乃海の師匠の木瀬親方(元幕内肥後ノ海)は体調不良で来なかったため、藤島副部長(元大関武双山)が後日注意する予定。

 友綱副部長は「厳しく指導してくれるように直接、話をした。みんなでこうしよう(という通達だけ)では『俺のことじゃない』と受け止められる」と意図を明かした。二所ノ関部長も「稽古場から(徹底して)やらないと手をつかないからね」と話した。

続きを表示

2016年11月12日のニュース