錦織「ここにいるのが当たり前に感じる」 ATPファイナルへ意欲

[ 2016年11月12日 07:51 ]

錦織圭
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 男子テニスの年間成績上位8人で争う最終戦、ATPツアー・ファイナル(13日開幕)に3年連続出場する世界ランキング5位の錦織圭(日清食品)が11日、ロンドンで記者会見し、世界1位のアンディ・マリー(英国)らと同組に入った1次リーグに向け「いい形で今季を締めくくりたい。コートの球足が少し遅めなのでしっかりラリーを組み立て、攻撃的に戦いたい」と抱負を語った。

 センターコートで公式練習した錦織は初出場した2年前と比べ「ここにいるのが当たり前のように感じている」と落ち着いた表情。全米オープン覇者で世界3位のスタン・バブリンカ(スイス)と対戦する14日の初戦に備え「しっかり作戦を立てて準備したい。どこまで上に行けるかが大きな目標」と決意を示した。

 1次リーグは2組に分かれ、錦織は2年ぶりの準決勝進出を目指して10月のスイス室内決勝で敗れた同7位のマリン・チリッチ(クロアチア)とも対戦する。

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