錦織「タフな戦い」覚悟 課題のサーブやショットを調整

[ 2016年11月12日 05:30 ]

ATPツアー・ファイナルに向け調整する錦織圭。奥はマイケル・チャン・コーチ

 男子テニスの年間成績上位8人で争われる最終戦、ATPツアー・ファイナル(13日開幕)にシングルスで3年連続出場する世界ランキング5位の錦織圭(26=日清食品)は11日、ロンドンで記者会見を行った。

 同3位のスタン・バブリンカ(スイス)と対戦する14日の1次リーグ初戦に向け「タフな戦いになる。どの相手も強い組に入ったので、しっかり作戦を立てて準備したい」と意気込んだ。

 会見に先立ち、試合会場で約1時間の練習を実施。マイケル・チャン・コーチが見守る中、初出場で同9位のドミニク・ティエム(23=オーストリア)と打ち合い、課題に挙げるショットやサーブの調整に余念がなかった。この日は欧州で多大な犠牲を出した第1次世界大戦の休戦記念日とあって、練習中に黙とうをささげる場面もあった。

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2016年11月12日のニュース