上原彩に異例の「68罰打」、ローカルルール誤解「自分のミス」

[ 2016年11月12日 19:41 ]

 11日から千葉県のグレートアイランドCで行われているゴルフの伊藤園レディース第1ラウンドで、上原彩子が異例の「68罰打」を受けた。スコアは18ホールの日本女子ツアー史上最多を32打も超える141となった。

 「芝を短く刈ってある区域では球を拾い上げてふき、リプレースできる」とのローカルルールが適用されていたが、上原は球を元の場所から1クラブの長さ以内の場所にプレースできると誤解。15ホールで計19度、誤った場所からプレーした。これにより、加算された罰打は1度の違反につき2打、スコア誤記したホールにつき2打で計68。3、5、13、15番が「11」となるなど、スコアが膨れあがった。

 上原は「73」でスコアカードを提出した。昨年までなら「スコア誤記」による失格で終わっていたところだが、今年から追加された「罰を知らずに真実よりも少なく申告した場合、失格とはならない」との例外規定が適用された。

 上原は「確認を怠った自分のミス。受け入れるしかありません」と淡々と話した。第2ラウンドは「私のプレーを見にくる、応援してくれる人がいる」と5バーディー、1ボギーの68で回って意地を見せたが、通算65オーバーで予選落ちした。

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2016年11月12日のニュース