浅田SP8位発進も「ホッとした」 初参戦の樋口が健闘5位

[ 2016年11月12日 06:17 ]

SP8位と出遅れた浅田真央(AP)

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦、フランス杯が11日にフランスのパリで開幕、女子ショートプログラムで浅田真央(26=中京大)は61・29点で8位と出遅れた。

 トリプルアクセルを回避した浅田は大きなミスこそなかったものの、演技に精彩を欠いて得点が伸びなかった。それでも「今の状態でまとめられてホっとしています。いろんなところで(氷に)引っかかって、自分でもビックリした。いいジャンプをイメージして、それだけを考えて、あとはまとめられたら、と思っていた」と話し、フリーに向け「エレメンツ重視で、ジャンプを1つ1つ丁寧に跳ぶことに集中したい」と前を向いた。

 GP初出場の樋口新葉(15=東京・日本橋女学館高)が65・02点で5位と健闘。永井優香(17=東京・駒場学園高)は52・41点で12人中12位と振るわなかった。スケート・カナダを制した世界女王エフゲニア・メドベージェワ(16=ロシア)が78・52点をマークして首位に立った。

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