遼の弟分・星野がプロ2戦目で初賞金 ドライビングディスタンス賞も

[ 2016年9月26日 05:30 ]

10番でティーショットを放つ星野

男子ゴルフツアー アジアパシフィックオープン・ダイヤモンド・カップ最終日

(9月25日 大阪府茨木市 茨木カンツリー倶楽部西コース=7320ヤード、パー70))
 石川遼の弟分でプロ2戦目の星野陸也(20=フリー)が71で回り通算1アンダー、279で18位に入った。プロとして初の賞金とドライビングディスタンス賞の計242万5000円を一挙に獲得。見せ場をつくった。6打差13位から出たセン世昌(30=台湾)がボギーなしの62をマーク。通算10アンダーで日本ツアー初優勝を飾った。小池一平(31=境川CC)が69で回り、通算8アンダーで2位に入った。
【最終R成績】

 プロ2戦目の星野陸は苦しみながらも、初めての賞金を獲得した。グリーン上で苦しんだが、最終18番でバーディーを奪い、71をマーク。通算1アンダーで18位に食い込み賞金142万5000円を手にした。

 「最後にやっと入って良かった。せめて、赤字(アンダーパー)で終わりたかったので」。賞金以外にも、4日間平均のドライビングディスタンス(306・50ヤード)賞として100万円も獲得。飛距離そのものは2位だが、1位のマンソン(311・14ヤード)には計測不能ホールがあったため、賞の対象外となり繰り上がった。1試合で242万5000円を稼ぐ“持ってる”ぶりをアピールした。きょう26日は次戦のトップ杯東海クラシックの主催者推薦選考会に出場。「また通過して本戦でもプレーしたい」。伸び盛りの20歳は力強く語った。

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2016年9月26日のニュース