男子・瀬口＆女子・鈴木Ｖ　越後湯沢秋桜ハーフマラソン

[ 2016年9月26日 05:30 ]

　第１５回越後湯沢秋桜ハーフマラソン（スポニチ後援、アイフルほか協賛）は２５日、新潟県湯沢町の湯沢中央公園陸上競技場発着でハーフ、１０キロ、小学生（１キロ、２キロ）の各部に５１８４人がエントリーして行われた。ハーフ男子総合は瀬口啓太（２８）が１時間１１分３７秒で、ハーフ女子総合は鈴木莉紗（３２）が１時間２８分３９秒でそれぞれ初優勝を飾った。２人にはスポニチから最優秀選手賞が贈られた。

　＜ハーフ男子総合・瀬口　亜大２年時に箱根駅伝出場＞兵庫県から参戦の瀬口啓太が初優勝を飾った。６年前には弟の達也さんがＶ。「弟には負けてられないと。昨年もエントリーしながら走れず２年分の思いを込めて走りました」。亜大２年時には箱根駅伝５区山上りを経験した健脚をいかんなく発揮。この日は妻の美香さんも１０キロ女子総合で３位に。来年２月の別大マラソンでは夫婦で出場するマラソンの合計タイムのギネス記録（５時間２７分８秒）更新にも挑戦する。

　＜ハーフ女子総合・鈴木　大差で逃げ切り＞実力者の鈴木莉紗が２位に２分４２秒の大差をつけ逃げ切った。「７カ月ぶりのレースだったので優勝できるとは思っていなかった」。１月の新宿シティハーフを連覇、２月の東京マラソンでは念願の２時間４０分切りで自己ベストの２時間３９分５７秒をマーク。「それで燃え尽きてしまい、しばらく休んでいた」というが見事な走りっぷり。「来年の東京マラソンでまた自己ベストを更新したい」と次なる目標を掲げた。

　【ハーフ】

　▽男子総合　（１）瀬口啓太１時間１１分３７秒（２）大野颯１時間１２分４８秒（３）神田朝日１時間１３分３秒（４）渋川裕二１時間１５分５３秒（５）守橋康平１時間１６分２０秒（６）渡辺龍太郎１時間１６分３７秒

　▽女子総合　（１）鈴木莉紗１時間２８分３９秒（２）遠藤麻美１時間３１分２１秒（３）宮本明子１時間３２分２８秒（４）栗原恵子１時間３３分２０秒（５）村松夏子１時間３５分３８秒（６）大谷祐美１時間３７分２６秒

　【１０キロ】

　▽男子総合　（１）原田勝３１分５９秒（２）本間峻太３３分２１秒（３）中村徹３４分３１秒（４）鈴木将吾３４分４７秒（５）児玉諒３４分５５秒（６）南波佑輔３５分１８秒

　▽女子総合　（１）高橋三紗子４０分６秒（２）小林美香４０分１６秒（３）瀬口美香４０分３４秒（４）佐藤萌４３分２７秒（５）勝谷美雪４４分４０秒（６）荒井佳子４５分７秒