パーマー氏死去 ニクラウス、ウッズが声明「魂は生きている」

[ 2016年9月26日 12:26 ]

ベイヒル招待で優勝したタイガー・ウッズにジャケットを着せるアーノルド・パーマー氏 2001年撮影 (AP)

 ゴルフ界で偉大な功績を残したアーノルド・パーマー氏が25日、心臓疾患の合併症により米ペンシルベニア州ピッツバーグの病院で死去した。87歳だった。

 パーマー氏はスポーツのテレビ中継が本格化した1950年代半ばから活躍。ジャック・ニクラウスやゲーリー・プレーヤーとともに「ビッグスリー」と呼ばれ、世界中のゴルフファンから愛された。米男子ゴルフツアーで歴代5位となる62勝を挙げ、4大大会でもマスターズでの4勝を含む通算7勝をマーク。74年に世界ゴルフ殿堂入り。ビジネスでも成功し、世界各地でゴルフコースの設計にも携わった。

 「ビッグスリー」の一人、ニクラウスは突然の悲報に「偉大な友人を失い、ショックを受けている」と声明を発表。「アーノルドは常に戦い続けていた。肉体はそうでなくても、これからも彼の魂は生き続ける」と続いた。タイガー・ウッズも「亡くなったことが信じられず、深い悲しみに暮れている。アーノルドと友情を築けたことは名誉かつ光栄に思い、感謝している」と声明を出した。

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