石川遼　熊本訪問「パワーをもらった　ゴルフで恩返ししたい」

子供にスナッグゴルフを教える石川

　男子ゴルフの石川遼（２４＝ＣＡＳＩＯ）と重永亜斗夢（２８＝ホームテック）が日本ゴルフツアー機構の社会貢献活動の一環で、熊本地震で被災した熊本県菊陽町の菊陽南小を訪れた。

　菊陽町在住の重永の要請に応え熊本を訪れた石川は「初めて熊本に来ました。短い時間ですが、楽しい時間にできればと思います」とあいさつ。午前中は４～６年生４２人とスナッグゴルフをプレー。生徒の代表と対決して盛り上がる場面もあった。教室で給食を取った後、体育館に移動し、重永とともに全校生徒８２人を前に「夢を持とう」と題した講演を行った。そして最後に生徒たちからサプライズで２人を応援する歌が披露された。

　石川は「１人１人の（歌）声が大きくて心に響いた。どのタイミングで（熊本に来て）何をやれば良いか考えていた。亜斗夢さんに声を掛けてもらい前向きになれた。楽しそうにやってくれて来て良かったなと思った。それ以上にパワーをもらった。ゴルフで恩返ししたい」と話した。

　重永は「遼が来てくれて盛り上がった。感謝している。また遼や松山ら有名プロが来てくれるように続けたい。熊本を元気にするためにゴルフでも頑張りたい」と継続的に支援活動を行っていく意向を示した。