池江 喜びよりも「悔しさ大きい」7種目12レース泳ぎ切る

[ 2016年8月13日 11:47 ]

池江璃花子
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 競泳の女子400メートルメドレーリレーの予選が12日に行われ、日本は全体10位で決勝に進めず。今大会7種目に出場した池江璃花子(16=ルネサンス亀戸)は「(喜びより)悔しさの方が大きかったです」と全体を通して振り返った。

 5日間で7種目12レースに出場。初日に予選と準決勝、2日目に決勝が行われた100メートルバタフライでは、3レース続けて日本新を更新し6位に入賞したものの、「同世代の海外の選手や、日本の他の選手もメダル獲って活躍しているのを見て私はまだまだだなと痛感しました」と反省がまず口をついた。

 4年後の20年東京五輪では一層の活躍が期待される“東京世代”。「7種目中、1、2種目しか調子が上がらなかったので、2020年何個の種目に出るかわからないですけど、たくさん種目出ても結果を出せる選手になりたいです」とどん欲な姿勢を見せた。今回はメダルに届かなかったものの、4年後は金を獲りたい?と問われると「ここで同世代の選手がすごく活躍していて、その子はたぶんライバルになるんじゃないかなと思う。勝てるかどうかわからないですけど、自分なりの努力はしていきたいです」と静かに闘志を燃やした。

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2016年8月13日のニュース