あだち五色桜マラソン 男子総合は佐藤、女子総合は柿本がV

[ 2016年4月4日 05:30 ]

ハーフ男子総合優勝の佐藤と同女子総合優勝の柿本

 第4回あだち五色桜マラソン(スポニチ後援)は東京都足立区の荒川河川敷で1430人がエントリーして行われた。メインのハーフマラソン男子総合は佐藤弘季(24=サンベルクスAC)が1時間9分0秒で同女子総合は柿本恵理(20=羽生市陸協)が1時間36分15秒で優勝した。それぞれ最優秀選手賞としてスポニチ盾が贈られた。

 <ハーフ男子総合>2位に4分近い差をつけて佐藤がゴールテープを切った。今年のニューイヤー駅伝に初出場したサンベルクス陸上部に所属していたが、より仕事にウエートを置きたい考えもあり、現在はこのほど発足したサンベルクスアスリートクラブに所属。5月29日の黒部名水マラソン(富山)で4回目のフルに挑戦することも決まっており、「きょうは気持ちよく走れた。黒部では自己ベスト(2時間36分38秒)を更新して2時間25分を切りたい」と次なる目標を見据えた。

 <ハーフ女子総合>快勝の柿本は「今日は楽しく走ろうとエントリーしたけど“途中で前の女性を抜いたらトップだよ”と言われたので」と思わぬペースアップでのフィニッシュを笑顔で振り返った。高校までは800メートル専門だったが大学入学とともにマラソンに挑戦。東京マラソンにも2年連続で出場した。ベストは3時間21分29秒だが、当面の目標という「サブスリー(3時間切り)」を目指して現在、羽生市陸協と帝京大陸上サークルで練習に励んでいる。

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2016年4月4日のニュース