柿崎・黒木組が初V 結成5カ月の歓喜「優勝できてうれしい」

[ 2016年4月4日 05:30 ]

ダブルスで初優勝した柿崎(左)と黒木

スポニチ主催第61回全日本女子選抜ソフトテニス大会

(4月3日 東京体育館)
 最終日はダブルス16組、シングルス4選手の決勝トーナメントが行われた。ダブルスは昨年11月にペアを結成したばかりの柿崎あやの・黒木瑠璃華(ヨネックス)組が初出場初優勝。シングルスは貝瀬ほのか(和歌山信愛高)が同校OGで昨年女王の平久保安純(早大)を下し、史上3人目の高校生女王に輝いた。

 相手の驚異の粘りを振り切った。3―0から4―3まで追い上げられて迎えた最終第8ゲーム。「“ゆっくり焦らずに行こう”と話し合った」と黒木が振り返ったように、柿崎が左右へのロブで走らせ続け、黒木が落ち着いて要所で仕留めた。柿崎は「ラリーが続く中で、(黒木は)思ったところで思い切り入れてくれる。優勝できて本当にうれしい」と日体大の後輩でもある黒木とのコンビネーションに満足げ。結成5カ月のペアは抱き合って感慨に浸った。

 ▼シングルス優勝・貝瀬ほのか 高校生で優勝したいという夢がかなって、すごくうれしい。(高校の先輩で中学時代にダブルスを組んだ経験もある平久保には)対角の前後の動きに弱いという情報を意識した。今年は5月の全日本シングルス選手権でも優勝したい。

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2016年4月4日のニュース