萩野&大也 1、2フィニッシュで男子個メ五輪代表に決定

[ 2016年4月4日 19:47 ]

男子400M個人メドレーで表彰台の(左から)2位・瀬戸、1位・萩野、3位・藤森丈

競泳日本選手権初日

(4月4日 東京・辰巳国際水泳場)
 競泳のリオデジャネイロ五輪代表選考会を兼ねた日本選手権は4日、東京・辰巳国際水泳場で開幕。注目の男子400メートル個人メドレー決勝は12年ロンドン五輪銅メダリストの萩野公介(21=東洋大)が4分8秒90の1位、昨年の世界選手権で2大会連続となる金メダルを獲得し、既に代表に内定している瀬戸大也(21=JSS毛呂山)は4分13秒52で2位に入り、順当に五輪出場権を獲得した。

 午前の予選では萩野がただ一人4分10秒を突破する4分9秒80の好タイムでトップ通過した。瀬戸は2位通過だったが、タイムは萩野に6秒以上遅れる4分15秒96だった。

 今大会で、日本水泳連盟が定めた派遣標準記録(男子400メートル個人メドレーは4分12秒24)を突破し、2位以内に入った選手がリオデジャネイロ五輪日本代表に選出される。瀬戸は派遣標準記録に及ばなかったものの、既に代表が内定していた。

 ▽萩野の話 予選がよかったので(決勝でも)タイムと結果が欲しかったですけど、オリンピックに挑戦できる権利を頂けたのでそこでリベンジをしたい。去年は自分のせいでたくさんの方にご迷惑をかけた。去年が悔しかったので今年はその分、みなさんに喜んでいただけるよう精いっぱい頑張りたい。

 ▽瀬戸の話 代表に内定はしていましたが、選考会というのは独特の雰囲気があって体が正直に動いてくれなかった。今回のレースに関しては課題が残った。不完全燃焼。ただ、大会の雰囲気はつかめたので200メートルバタフライ、200メートル個人メドレーでしっかり代表を決めたい。夏は(萩野と)二人で優勝争いができれば。

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