北島 5大会連続の五輪出場なるか 低迷が続いたレジェンドの復活に期待

[ 2016年4月4日 22:08 ]

1位で決勝進出を決め、スタンドの声援に応える北島

 競泳のリオデジャネイロ五輪代表選考会を兼ねた日本選手権第2日は5日、東京辰巳国際水泳場で行われる。メーンレースは男子100メートル平泳ぎ決勝だ。5大会連続の五輪出場を狙う北島康介が準決勝でただ1人の1分切りとなる59秒62をマーク。低迷が続いたレジェンドの復活に期待がかかる。

 大会3連覇を狙う小関也朱篤は1分00秒09、ロンドン五輪男子200メートル平泳ぎ銅メダルの立石諒は1分00秒67で決勝へ進んだ。派遣標準記録は59秒63。タッチの差がリオへの明暗を分けるかもしれない。

 もう一つの決勝種目、女子100メートルバタフライは池江璃花子の独断場だ。準決勝で日本新記録の57秒55をマークし、勢いがある。派遣標準記録は57秒77。初の五輪代表への障壁があるとすれば、同日にある女子200メートル自由形の予選、準決勝で必要以上に体力を消耗しないことだ。

 女子100メートル平泳ぎは予選と準決勝。世界選手権優勝でリオ内定の渡部香生子が登場する。金藤理絵も実力がある。男子100メートル背泳ぎ予選、準決勝は入江陵介、男子200メートル自由形予選、準決勝は萩野公介、江原騎士らに注目だ。

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2016年4月4日のニュース