山口、社会人初陣ケガで出場微妙…長引けば五輪出場権獲得に影響

[ 2016年1月27日 05:30 ]

山口茜

 バドミントン女子シングルスの山口茜(福井・勝山高3年)が右太腿裏を痛め、来春から入社する再春館製薬所の一員として社会人デビューを予定していた日本リーグ熊本大会(30、31日)への出場が厳しくなっていることが26日、分かった。

 複数の関係者によると、今月11日から行われた日本代表の沖縄合宿で患部を痛め、その後のマレーシア・グランプリに出場したものの、1回戦で大事を取って途中棄権。早めに帰国し、回復を待っている状態だという。関係者は「ギリギリまで待って見極めたい」と話した。

 現在は5月1日まで続く五輪出場権を争う約1年間の五輪レース中で、ケガが長引けば五輪出場権獲得も危うくなる。それだけに「無理をしてほしくない気持ちはある」と関係者。スーパー女子高生の早期回復が待たれる。

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2016年1月27日のニュース